ぽけてん

someone in the crowd

この世界は

 

 

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先日、無事に引越しを終えることができました。エネルギッシュな人間なので業者に頼まず自分で物を運んだのだけどゲリほど疲れました。重いのもを運ぶという経験、もう一生しません。実際、現代社において箸より重い物を持つことがどれだけ異様かをもっと人は理解すべきなのでしょう。
引越しをするとなると諸々の手続きをやることになるけど、めんどくさすぎてキチガイになっちゃうところでした。ウキャ。引越しする人が全員こんなめんどくさいことをしていると思うと酷く不幸なことにように感じます。

業者を利用しなかった分は節約にはなったけど、引越しに際してまぁまぁ出費となったからひもじい生活が続きそうです。

ここで新たなビジネスを考えました。

「高齢者向けスマホの使い方説明会」

老人を対象にスマホの説明会を開催し、爆裂的に金を巻き上げるというビジネスです。需要はあると思います。もしご賛同いただける方がいたらご連絡ください。


 

 







みなさん、カラムーチョ!僕ですよ。


マイト・ガイではないが僕は「青春」という言葉に弱い。「青春」というワードの入ったキャッチコピーや広告なんかを見ると心が本当の意味で震撼するのです。「青春」は何故こんなに僕の魂を揺さぶるのか。それは僕が富山県の空模様みたいな灰色の学生時代を送ってきたからなのかもしれないし、僕の刹那的な世界観の問題なのかもしれない。いずれにせよ、僕は有限の中に生まれる一瞬の輝きに酷く心惹かれ、陶酔してしまうのです。

落ち着いて考えてみると一般的な人間の大半は「青春」というワードに弱いのではないでしょうか。大多数の人間は過ぎ去ったもう取り戻すことの出来ないあらゆる事象に眩しさを感じる、と思われる。それは側から見れば滑稽だが、人間とは心理的にそのように感じてしまう構造になっているのだから仕方がない。鋭利なナイフで僕と僕の影を切り離したら具合が悪くなる、構造とはそういうものだ。


さてはて、僕が思う青春なシチュエーションをひとつ発表しましょう。


それは

『放課後、モスバーガーに集まり定期試験の勉強会を開催する男女6人組』

です。

はい、賛同の声が鳴り止みませんね。落ち着いてください、今は円卓会議中です。

マックでもバーガーキングでもいいですがモスバーガーがベター、人数は男3女3が最適です。え?それただ実体験を自慢したいだけじゃないかって?いやいや、そんなわけないでしょ笑

平日の放課後って普通は部活やらバイトやらで各々別の過ごし方をするわけですね。定期試験前に部活もなくバイトもせず、かといって家で静かに勉強する気も起きないのが高校生という生き物です。そこでこう言うのです。「なぁみんなで勉強会しない?」とね。どうせ喋ってダラダラして終わってしまうとわかっていても定期試験という共通の目的に対して人が集う。定期試験は嫌だけどこうして普段は各々別の放課後を過ごしている人達が学校帰りに同じ時間を共有する空間。テスト怠いなと言いつつ皆で参考書をめくるあの感覚。あぁこれが青春なんだなと。ウヒョー!!!

定期試験は当人からすれば負のイメージを持たれがちだけれどこうして学校を卒業してしまった身からすると青春の象徴に見えるわけです。

 

いつだったかスクールアイドル9人が部室で定期試験の勉強会をしているイラストをTwitterで見た時は本当にババコンガになって暴れ狂いました。











【LOST ARK公式】この世界は、青春みたいだ。【Pmang】


ロストアークの広告をご存知だろうか。

 

流星を見た。違う、僕の流した涙だった。

昔、「青春」とは学生という特殊なステータスの人間にのみ生まれる過度な精神的疾患、あるいは流線型の巨大感情と考えていた。その概念は一部壊れてしまった。青春が本当に学生だけのものならば、僕は流星を見ることはなかっただろう。

多分、先述の定期試験の勉強会とあまり変わらないのかもしれない。何か共通の目的に対して人が集まり時間を共にする。それだけで青春なんだ。ステータスは関係ない。なんてシンプルなのだろう。そしてそのことを多くの人間は感覚的に理解している。

さて、僕は最近APEXというゲームをひたすらやっている。夜遅くまでインターネットで知り合ったオタク達と敵を撃ち殺し続けています。これは青春ですか?いいえ、違います。何故ならAPEXは敵の弾は当たれど僕が撃つ弾は当たらないクソに塗れたゲームだからです。

ローバが親を殺したレブナントに復讐するためにAPEXに参加してるという情報を見て僕は結構興奮しました。アボリジニ系メイクのババアくらいの印象しかなかったけど、私怨を抱える戦士というのは性癖でござんす。デュフフ。

僕がAPEXの広告を打つならこうするでしょう。

「この世界は、うんちみたいだ」

 





冷静に考えるとインターネットで生きるよりも現実で生きてる方が青春の眩しさは強いよなぁと急に辛くなったりもします。ゲームで青春てなんやねん。函館の夜景をギャハギャハ騒ぎながら堪能する学生グループに家でシコシコゲームするオタクが勝てるわけねーだろ!青春って言葉、なんだかキツくなってきたな。情緒が修羅です。