ぽけてん

someone in the crowd

シティポップのダサ帯

ツイートするには 長すぎる。ひとつのテーマとして扱うには薄すぎる。そんな雑念のまとめ。

 

 

 

 

 

●シティポップのダサ帯
Twitterにシティポップのダサ帯botというアカウントがある。名の通りシティポップのダサい帯を紹介するアカウントだ。

 

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めちゃくちゃにダサい。なんというか時代的だ。古い納屋の匂いがする。

センスとは流動的である。今自分が洗練されていると感じられるものも十数年後にはダサいと笑われてしまうのが世の道理だ。絶対的なセンスなど存在しない。

僕は村上春樹が好きだ。村上春樹の文章が好きだ。シティポップのダサ帯と村上春樹の文章はちょっち似てる。ざっくり同世代と括ることもできるからそう感じるのは自然なことかもしれないが、これは由々しき事態である。村上春樹の文章は村上春樹固有のものであり、何にも代え難い特別性を持っていると僕は思っていた。しかし実際のところ、村上春樹の文章は時代的と評することもできなくはない。僕は村上春樹の文章を気に入っていたというより時代的なダサさが滲み出るセンスに惚れていたことになる。シティポップのダサ帯にハマったのもそういうことだ。由々しき事態である。僕はいつだって過去を嘲り、時代の最先端を走ってきたはずだ。東京で生きるとはそういうことなのだ。その僕が時代的なダサさに惚れる?ありえないね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●逢田
内閣サイバーセキュリティセンターとラブライブサンシャインがコラボして、サンバーセキュリティの啓発活動をしていた。

セキュリティ講座と称して逢田、降幡、諏訪の3人による動画がYouTubeにあがっている。初歩的なセキュリティの内容ではあるのだが、逢田が結構ボケる、そしてなかなか面白い。なんというか、逢田ってこんな器用に喋れるんだっけーと思った。前から面白くはあったけど少し見ないうちにトークが様になってきた。そりゃAqoursで5年も活動してりゃトークも上手くなるわとは思うが、こういうボケにくい内容でも笑いを取ってこようとする姿勢に感動してしまった。これを芸人魂と呼びます。変にイキらないから安心して見れるのが好ポイント。嬉しい方向に成長した女性声優を素直に称えたい。

僕の好みに合わせてくれたのか髪をショートにしてガキっぽくなっているのもブチ上がる。もともと笑うと子供っぽい表情になるのが好きだったけど、それにショートが合わさってもう転げ回ってる。逢田推せる〜




 

 

 

 

 

 

 


●笑い
アニメの「日常」を観た。随分久々に観ていたわけだけどやっぱ面白い〜笑いってのはボケがありツッコミがあることが大前提です。「日常」はボケの渋滞がしばしばあるけど実はツッコミがセンスあるねんな。バンドにはドラマーが不足するように、笑いにはツッコミが不足しがち。ツッコミは大事です。

もうタイトルの通りなんだけど、僕は日常の中にふと起こる笑いが好きなんだなーと改めて思った。昔からそれなりにお笑い番組観てたけど、生活の中で起こる笑いが結局一番面白い、という実感はずっと持っていた。漫才やコントよりはラジオのフリートークの方が断然好み、みたいなところある。日々過ごす中でボケてツッコむ一連の流れが面白いんね、うん。

生活に笑いが足りてないなぁと思う時期があって、アマプラでバラエティ番組を色々漁ってたんだけどなかなかピンとくるのが見つけられなかった。ドキュメンタリーやら相席屋食堂やら勿論面白いんだけど、継続して観るほどでもないなって感じ。結局、日常に潜む笑いみたいなのを欲していて、それを満たしてくれるような番組はあんまりない。hnluだけど太田上田は継続して観てる。面白い。(やっぱりトーク番組が好きです)


 

 

 

 

 








●???
インドのよくわからない寺院には沢山の信仰者がいて地面に額を擦り付けていた。僕はそれを汚いなぁと思いながら眺めていた。日本は信仰という概念が薄い、代わりといっちゃなんだがアイドルがいる。最近でいえばvtuberも含まれるだろう。鼻息荒くアイドルを追っかけるオタクと地面に額を擦り付けるインド人にそれほど違いはない。崇拝の対象が違うだけで似たり寄ったりである。人は何かに縋らずには生きてはいけない。僕は何に縋っているのだろうか。考えても答えはでない。僕には縋るべき心の支えも信じる対象もいない。それは僕の強さであり弱さでもあると思う。常に疑心暗鬼だし、何に対しても失望している。

ちょっち虚しい。

 

 

 

 

 

 

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